新年度 新入社員 新生活 明日も陽はまた昇る

It’s spring
やあ、アトム・クルーズだよ。

気付けばもう4月。
気温も随分高くなって、春が来たって感じだね。

昨日は年度初めで、新卒の学生たちの入社式が行われた企業もあったんじゃないかな。
今朝のニュースでも、大手企業の入社式の様子が放送されていた。
同じ色のスーツ姿の初々しい若人たちが、何十人も椅子にすわって、会社のお偉い方々のお話を聞いている姿が映っていた。
彼や彼女たちは、一体何を考え、何を思ってその話を聞いていたんだろう。
そして、これから社会人としてどんな仕事をしていくんだろうね。

そのニュースの中で、新社会人の初任給に触れていたんだが、大手銀行では昨年よりも平均5万円もアップしたそうだ。
と言うことは、昨年や一昨年入社した人たちの給料も上がったのかな?
もし、昨年入社の方が、今年の新入社員より給料が低いとなったら、問題だろうから上がったんだろうね。
だが、中小企業はそうはいかない。
何処も人材確保が難しいが、アップできる給料は1万円程度だそうだ。
そりゃあ、同じ時間働いて、もらえる給料が違うなら、少しでも高い方に入社しようと思うのも普通だろし、うらやましいと思うかもしれないけど、果たしてそれだけでいいんだろうか?

銀行員のように、お金を右から左に流すだけの仕事では得られない達成感や充実感もあるんじゃないかな。

そこで紹介したいのが「陽はまた昇る」と言う映画だ。
映画が放映されたのは2002年なので、20年以上前の作品になるため、見たことないって人もいるだろう。
作品の舞台は1973年、昭和に起こった家庭用ビデオテープレコーダーの開発競争、別名ビデオ戦争の物語だ。

登場人物の名前こそ変えられているが、実際にあった開発秘話や苦悩の日々など、いかにビデオが生まれ、それを作るのにどれだけの人達がどれだけの努力を重ね、今の日本の世につながる歴史を刻んだかが描かれている。

昭和の話と言われると、遠い昔の話と思う人や、そもそも「ビデオってなんだ?」っていう世代の人もいるだろう。
特に、今年入社したての新入社員からしたら昔ばなしレベルかもねw

エジソンが電球を発明し、それが今やLEDに進化したように、この人たちが原石となる家庭用のビデオを作ってくれたからこそ、家庭で映像を好きな時に見るという文化ができ、その先にDVDが作られたり、ネット配信で動画が見れたりしてるんじゃないだろうか?
誰かがビデオ、あるいはそれに似た物を作らなければ、今でもリアルタイムでテレビを見るだけで、後からゆっくり映像を見るという文化は無かったかもしれない。
そう考えると、この社会に変革をもたらした偉大な人達の物語とも言えないかな?

ネタバレになるので詳細は言えないが、この映画を見ると「俺もがんばろう!」「働こう!」と思える作品なので、自分の仕事に迷っている人や新社会人なんかには見てほしいなと思う作品だ。

沢山給料がもらえても、大企業でお荷物社員と言われるより、給料が少なくても、自分に向いている仕事で活躍する方が、心は幸せになるんじゃないかな。
懐は痛むけどw

給料以上の価値のある仕事をしたいものだね。

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