佐藤二郎 怪演「爆弾」を見てきました。
「爆弾」という映画を見に行ってきました。

いや~、これは大人の見る映画ですね~。
R12指定になっているのも頷けます。
結構残酷なシーンがあるからってものあるでしょうが、子供にはわからない大人の諸事情が物語のカギになっており、子供には説明できないシーンもしばしば…。
この映画は、単なる爆弾魔とそれを取り調べる刑事との駆け引きの話しではありませんでした。
犯人の一言一句が爆弾の在処のヒントになっており、途中から目が離せなくなります。
取調室の中だけではなく、外で行われる捜査や人間模様など、物語を通して、人の弱さや醜さ、諸さなどが描かれており、一見猟奇的に見える犯人の行動の裏にある真実も何とも悲しい…。
そもそも、なぜ犯人は、爆弾を仕掛けたのにも関わらず、酔っ払って逮捕などされ、わざわざ爆弾の事を話したのかが気になっていたんですが、なるほどとしか思えませんでした。
何といっても一番凄いのは、犯人こと「ズズキタゴサク」を演じた佐藤二郎さんの怪演じゃないでしょうか?
いつものコミカルな演技ではなく、何を考えてるか全くわからない不気味な演技。
時折いつもの面白口調が混ざってきますが、それがかえって不気味さを増し、より深い闇を感じさせてくれました。
ただ…何ともモヤモヤする終わり方ではありました。
ネタバレになるので書けませんが、ちょっとモヤっとします。
わざとそうしてるんだろうとは思うんですが、せめてスズキタゴサクの事をもっと知りたかったな~と思ってしまいました。
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