フロントライン

A good movie cleanses the soul.

みなさんこんにちは、アトム・クルーズです。

昨日、映画「フロントライン」を見に行ってきたよ。

CMなんかでもやってるから知っている人もいると思うけど、どんな作品か簡単に説明しておこう。

数年前まで世界中で猛威を振るっていたあのコロナウイルスが、まだ広まっていなかった頃…
中国でウイルスの感染者が見つかり、世界へ広がろうとしている頃に、日本へに入港した客船【ダイヤモンド・プリンセス号】の船内で、コロナ感染者が見つかった。

国の判断により、船に乗っている乗客や船員は、感染者もそうでない人も隔離され、下船が許されなくなったあの話だ。

そこで、自分達の体、いや、命も顧みずに治療に当たった医師たちと、そこに関わった人達の物語だ。

もちろん、映画なので多少の脚色はされている。
だが、事実を元にした内容になっているので、あの時どんなことが起こっていたかがよくわかる作品になっている。
だから、日本人なら一度は見てほしいと思った。

船内が、どれだけ大変な事になっていたのか。
そこに、決意して飛び込んでいく医師たち。
それを外から面白おかしく記事にするマスコミ。
その報道を真に受けて、命を賭して闘う医師たちやその家族をばい菌扱いする国民たち。

正直、自分も当時は対岸の火事としか思っていなかったが、どれだけ間違った情報に踊らされていたか、今見て恥ずかしくなった。

実際、その後日本中にウイルスは蔓延するわけだが、自分の身に火の粉の一部が降りかかり、ようやく大変な事態に気づかされた次第だ。

実は、コロナ蔓延真っただ中で、高熱が出たのだが、病院には来るなと断られ、まずはコロナに感染していないかの検査。
それもすぐには結果が出ないため、熱にうなされて数日ガマン。
陰性の結果が出てようやく病院に行けたが、熱を下げる薬を出されて終わり。

薬が効いていうる時は良いが、切れた途端に地獄の苦しみが戻ってくる。

そこで、病院を変えてみたら、血液検査をされて、その結果異常が見つかり、大きな病院に行くよう紹介状を渡された。
そこから、心電図やエコー検査などを経て、やっと原因が判明。
そのまま緊急入院となった過去がある。

丁度大型連休中ということも重なっていたが、熱が出てから1週間以上辛い日々を過ごした。
直接コロナにかかったわけではないが、コロナの影響で病気の発見が遅れたことは事実だ。

同じように、苦しんだ人も沢山いたのではないだろうか。

大阪万博もいいが、命のありがたみを感じる意味でも、この映画を見に行って、今一度いろいろ考えてみるのもいいと思う。

作品を観る前に、1つ知っておいてほしいことがある。
それは、DMAT(ディーマット)と呼ばれる医療チームの事だ。
元々は震災などの災害時に、ボランティアで集まった医師たちが、災害現場で治療に当たるチームの事だ。
あくまでも災害時に出動するチームのため、ウイルスは専門外だが、感染対策のお偉いさんが逃げたため、白羽の矢が立てられた。
映画の中でも簡単な説明はあるが、DMATを知ってから映画を見ると、もっと物語が入ってくるかもしれない。

それにしても、昨日の夜から喉が痛い。
そう言えば、映画館で隣に座っていたお爺さんが、マスクもせずにやたらと咳をしていたのを思い出す。
そのお爺さんはなぜかビニール袋を手に持っていた。
鞄の変わりなのか、中から何かを取り出しては口に運んだり、ハンカチの様な物を取り出して顔を拭いたりしていたが、上映中、そのビニール袋の音がガサガサとうるさくてなかなか作品に集中できなかった。
その中で、時々咳き込んでは飴の様な物を口に運んでいたが、気分が悪くなったのか、途中で席を立って出ていたった。

もしかしたら、風邪でもうつされたか?
感染症の映画を見に行って、本当に感染しちゃったじゃシャレにもならない。
予防も兼ねて、漢方薬を飲んでみたが、今朝もまだちょっと喉が痛い。
今晩は、早めに寝て明日に備えなきゃな。

Wow, the movie is really good.

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