同じ色なのに違う?カーキ色

カーキ色という色を服薄の方に尋ねても、その色が一致することはなかなかありません。

語源である乾いた土っぽい色だけでなく、濃い緑色っぽい色もカーキと呼ばれているからです。

(イヴ・サンローラン製サファリジャケット(1968年) wikimedia commons)

カーキ
ダークカーキ
カーキグリーン

これはもともと、茶色系統のカーキ色が軍服の色として使われていたためです。そのため、カーキといえば軍服というイメージがつきました。その後、イギリス軍がやや茶色がかった緑色を軍服の色として採用したときも、「カーキ」と呼ばれるようになったのです。この色はオリーブドラブ(Olive drab)とも呼ばれます。

オリーブドラブ
オリーブドラブ(迷彩)

近年のアースカラーの流行により、カーキ色は茶系統、緑系統ともによく使われるようになりました。このためアトムプリントでお取り扱いしているウェアでも、様々な「カーキ」色の商品があります。ぜひご相談ください!